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米沢城址に所在し上杉謙信公を祀ります。
上杉鷹山が恩師細井平州の米沢下向の際、自ら城外8キロも迎えに行き、案内したと伝えられる神社です。「上敬師郊迎跡」として国指定史跡になっています。
上杉景勝公が亡くなった元和9年(1623年)より上杉家の歴代の藩主が埋葬されてきました。樹齢400年を越す老杉に囲まれ、厳粛な空気に満たされています。
直江兼続が長谷堂の合戦で着用したといわれる甲冑「浅葱糸威錆色塗切付札二枚胴具足」他、故・宮坂善助氏が収集した米沢藩所縁の貴重な文化財が展示されています。
国宝「洛中洛外図屏風」ほか、上杉家ゆかりの品々が収蔵されています。洛中洛外図屏風のCG 画像鑑賞コーナーなど米沢の歴史を楽しみながら知ることができます。
直江兼続の菩提寺である林泉寺には、上杉家の奥方や支侯家、家臣たちの墓所があります。また、境内の「ふれあし観音」様には無病息災の祈りが込められています。


天元台高原から日本百名山のひとつ「西吾妻山」のトレッキングが楽しめます。
山頂付近に広がる高層湿原では美しい高山植物を見ることが出来ます。飯豊・月山・鳥海・蔵王や安達太良・磐梯など日本百名山の眺望も絶景です。

千数百人規模の大パレード「甲冑行列」が繰り広げられる「米沢上杉まつり」や、無数の雪灯篭が幻想的な「上杉雪灯篭まつり」があります。その他にも「愛宕の火祭り」「東北花火大会」「保呂羽堂の年越し祭り」などのお祭りが楽しめます。

情趣あふれるいで湯の里・米沢。その中でも有名な白布温泉は開湯700年の歴史を誇り、今なおかやぶき入母屋造りの宿が残る古湯です。その他にも新高湯温泉、姥湯温泉、栗子温泉、五色温泉、太平温泉などの癒しの湯が存在します。

米沢は4つのスキー場を有しています(天元台スキー場、米沢スキー場、栗子国際スキー場、小野川スキー場)。真冬のゲレンデは100%パウダースノー。晩秋から春まで長い期間、スキーやスノーボードを楽しめます。

米沢牛は、明治の初め米沢興譲館に赴任した英語教師C・H・ダラスにより広まりました。寒暖の差が大きい気象条件、澄んだ空気ときれいな水が特上の霜降り肉を作ります。ステーキよし、鍋もまたよし、霜降り牛の刺身は絶品です。
恵まれた土壌が、芳醇な地酒とワインを育みました。地元で穫れた良質の米と吾妻連峰より流れ込み清冽な水、伝統の技でつくられた地酒は様々な賞も受賞しています。
米沢のお肉やおそばと一緒にどうぞ。

館山りんごは明治時代桜桃の苗木とともに配布され屋敷内に移植したのが始まりといわれています。土壌が酸味をおびているため、実が堅く高い香りと調和のとれた甘酸っぱさが好評です。

米沢鯉の歴史は、上杉鷹山が貴重なタンパク源を求め、相馬から稚魚を取り寄せ、米沢城のお堀で育てたのが始まりといわれています。米沢鯉は泥臭さがなく、冬の厳しい寒さにより身が引き締まっており美味です。
